2012年3月13日
2012-03-13


 もやいの代表理事、稲葉剛さんは、「派遣村などの運動でようやく可視化されてきた貧困が、震災以降、決定的に再不可視化されている」というようなことを述べている。避難生活を送ってはいない私たちまでもが、線引きに乗ってその見方に荷担するのは、無関心によって現実を隠蔽する態度にほかならない。

(初出:北海道新聞2011年7月9日付け夕刊 各自核論)

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